戒名について
戒名を授かるには高額な費用がかかります。
仏式の葬式には戒名が必要だと考えられていて、故人は僧侶から戒名を授かり、その戒名によって葬られます。
そもそも戒名とは何なのでしょう。?
インド、中国と伝わった仏教ですが、戒名があるのは日本だけです。
戒名は宗派によって呼び方も異なり、浄土真宗では「法名」、日蓮宗では「法号」と呼ばれます。
戒名の認識は曖昧な部分もありますが、「仏教徒として守るべき戒律を授ける授戒は俗界を離れて仏門に帰入せしめる作法であり、戒名は受戒した仏弟子を表示する永遠の法号である」などと説明されています。人が仏教徒になった証として授かるものということです。
仏教において在家の信者が守るべきとされる基本的な五つの戒として五戒という言葉があります。
不殺生戒(ふせっしょうかい):生き物を殺してはいけない。
不偸盗戒(ふちゅうとうかい):他人のものを盗んではいけない。
不邪淫戒(ふじゃいんかい):妻(または夫)以外と交わってはいけない。
不妄語戒(ふもうごかい):うそをついてはいけない。
不飲酒戒(ふおんじゅかい):酒を飲んではいけない。
僧侶は、与えられた戒を守り、私たちに授けてくれます。
信者で無い限りは、戒名は不要といってもよいものです。しかし無宗教であったとしても、日本人の心情としては、人並みに戒名を授けたいと思うことが多いようです。
戒名の有無は、故人、遺族の意思、思いによります。戒名が弔いのすべてではないので、違う形で思いを寄せても全く問題はありません。